イタリア・ソロライブツアー(3)
7月31日。
マッジョーレ湖畔にあるRistorante Milanoにて、イタリアツアー最終公演終了。
お店自体が芸術作品の様な、とても深みのある素晴らしいレストランで、美味しいディナーをいただきながらのコンサート。プログラムも決めず、その場の気分で自由に奏でました。
お客様との素敵な出逢いや再会もあり、また忘れられない一夜に…。
知らぬ間に、女の子が立っていました。
彼女はレストランのシェフのお子さんだそうですが、いつもは走り回ってるのに、私の演奏をずっと聞いてくれてたそうです。嬉しい瞬間でした。
26日から始まったイタリアツアーも今日で終わり。三ヶ所それぞれに違った味わいがあり、とても幸せな一週間でした。
5年前、ミラノで開催されたJapzitalyジャズフェスで私が演奏した「Pray〜祈り」がきっかけで、今回のツアーを企画して下さり、ピアノ&音響手配から観光案内まで、色々お世話してくださった堂満尚樹さん、そして奥様に感謝でいっぱいです。
(5年前のJapzitalyで出逢った、ミラノ在住の河見恵子さんも聴きに来てくださり、素敵な再会も!)
イタリア・ソロライブツアー(2)
7月28日、フィレンツェへ移動。
ホテルのすぐ近くにはサンタクローチェ聖堂。あまりにも素晴らしくて、一人、呆然と立ち尽くしてしまいました。何だか大昔に来た事があるような...不思議な気持ちになってしまったのはなぜだろう?
29日はお城の様なこの素敵な音楽堂(Firenze : Relais Santa Croce)で演奏。
天井が高くて、生音の響きが心地よくて…。サウンドチェックしてたら気持ち良くて、一時間くらい弾いてしまいました。
そして本番。
素晴らしい空間で”生声”で歌うことできて良かった。
ピアノは古くて、ご機嫌伺いながらの場面もあったけど(笑)、そんなの飛び越えてとても幸せな時間でした。
真剣に聴いてくださるお客様、温かい拍手と終演後の握手、沁みました。
協力してくださったKazukoさんはなんと岐阜の大垣出身!(ビルマで戦死した祖父と同郷)ご自身も歌を歌っていらっしゃるとのこと。とても素晴らしい方でした。そしてプロデューサーの堂満さんも、声楽を勉強されてる方なので、音楽的な細かい所まで気配りして下さり、安心して演奏に集中できました。感謝。