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「郵便兵と絵手紙」ドキュメンタリー番組(2005.5)取材記録

このスナップは11年前のもの。

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ビルマ(現・ミャンマー)で戦死した私の祖父・後藤一味が戦地ビルマで描き、家族に送り続けた絵手紙を辿るドキュメンタリー番組の取材時の旅の記録。先日テレビのニュースで、ミャンマーの民主化が進み、ビルマで戦死した方々の遺骨収集が再開された事を知り、ふと11年前の取材を思い出し写真を整理してみました。

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(絵手紙にも描かれていた”幌馬車”に初めて乗ってみた)

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(右上・戦時中、日本兵の通訳をしていたビルマ人男性から当時の話を聞く)

私はこの取材の後、3回演奏ツアーで訪ねています。(2年前は国交樹立50周年記念・日本人学校創立50周年記念コンサートに招聘され演奏)全ては祖父がつないでくれたご縁。

4月9日(土)は「アトリエひらり」にて、久しぶりに祖父の絵手紙とコラボ。戦後70年。平和を祈る気持ちを込めて、ギャラリー&コンサートを予定。そして今年はミャンマーでも演奏したいと思っています。

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(左下・青空トイレ/右下・祖父の絵手紙にも描かれてる風景、自転車に乗る少年)

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(左下・祖父が戦死したと思われる川辺にて。母から預かった花を手向ける。戦争で亡くなったすべての方々へ「Pray~祈り」をアカペラで歌った/右下・通訳のトゥザさん)


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★番組サイト http://www.ctv.co.jp/chu/lady/2005/0421/

★日本民間放送連盟賞/2005年(平成17年)優秀賞受賞
中京テレビ放送「郵便兵と絵手紙 ~孫娘が語り継ぐ祖父の戦争~ 」2005.5 OA
プロデューサー :大脇三千代/ディレクター: 栗本直弘・戸田 誠/ナレーター: 山本耕史

第二次大戦下、“野戦郵便隊”として激戦地のビルマに派遣され戦死した祖父を持つ、ピアニストの石塚まみさん。祖父が戦地から家族に宛てて送り続けた絵手紙には、当時のビルマの穏やかな風景や子どもたちの様子が描かれている。石塚さんは、この絵手紙に曲をつけピアノで弾き語りをするコンサートを全国各地で続けている。戦後60年を機に、石塚さんは、祖父の足跡を辿る旅に出た。これまであまり知られていなかった“郵便隊”の実態を発掘しながら、戦争体験を若い世代にどう継承していくかを考えさせる。http://www.j-ba.or.jp/category/awards/jba100932 (番組サイトより)

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ただお

何年も前に、この番組をテレビで見ました。
記憶があいまいなので、正確な会話は覚えていないのですが、戦時中に通訳をしていた現地の人との会話がとても印象に残っています。
たしか、靖国街道、と言っていたと思うのですが、通訳をしていたそのおじいさんが、そのことについて尋ねられて答えようとするけど、涙が止まらず、何も話すことができない姿を見ました。
とても心に響きました。
もう一度この番組を見たい、と思い、こちらにコメントさせていただきました。こちらの番組について、なにかしら閲覧できるサイトなどがありましたら教えて下さい。
こちらの投稿にお気づきいただけるとうれしいのですが・・・。
by ただお (2024-01-30 16:59) 

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