アーティスティック・クリスマス２０１３「石塚まみ・サロンコンサート」＠河口湖ミューズ館

１２月１９日は、河口湖ミューズ館にて、ミューズが贈る　アーティスティック・クリスマス２０１３「石塚まみ・サロンコンサート」でした。

河口湖は雪景色。ちょっと早いクリスマスですが、雪のおかげでムードバッチリ！
ミューズ館を訪ねるのは初めてで、演奏前に与勇輝美術館の作品（布で作られたお人形）を観たら、あまりにも素敵で感動して涙…。何ともいえない温かさが伝わってきました。

会場の都合で電子ピアノだったので、弾き語りを多めに演奏。１部では、星と月にちなんだ曲を中心に。久々に宮沢賢治の「星めぐりの歌」を唄いましたが、雪景色の河口湖をバックにとっても気持ちよかったな。

２部のオープニングは与さんのお人形をイメージして、私のピアノ曲「夢の子ども達」を演奏。そしてアルバム「ビルマからの便り」から「幌馬車」、「ビルマの少女」、「祈り」と続きます。アルバム曲のモチーフになった祖父・後藤一味の絵手紙のコピーを紹介したら、ふわっと空気が変わり、みなさんとても興味深く見てくださいました。

祖父が家族に送り続けた絵手紙は “ラブレター”  。電子メールが発達した今、戦時中に海を越えて届いた、祖父の手紙に込められた想いが染みてきます。今でもちゃんと私の心に繋がって、そしてお客様に絵手紙を紹介しながら曲を演奏できるなんて、ちょっとロマンティックな気がします。終戦から７０年経つのに、一味さんの絵はいつも光を放ち、溢れる愛を感じます。みんなが幸せでありますように…と祈りをこめて、いつも演奏しています。

そしてクリスマスに戻り、「花のワルツ」、「クリスマス・ソングメドレー」他を楽しみつつ、最後は「思い出の空」を弾き語り。
アンコールをいただいたのでリクエストを募ると、なんと渡辺真知子さんの「かもめが翔んだ日を聴きたいのですが…」っと！真知子さんのステージではピアノ＆バンマス担当してるし、この曲は子供の頃大好きで弾き語りしてた曲。ピアノで弾くのはもちろんOKだけど、ここ何十年も人前で唄った事はなく歌詞覚えてるかなあ？っとちと不安が...。

「では、１コーラスだけ実験で歌います〜！」っと、弾き語り始めたら…バッチリ覚えてたあ〜（笑）

子供時代に真知子さんのファンで歌い込んでたから、私の細胞がちゃんと覚えてた！！更に真知子さんのステージで、数えきれないくらい真知子さんの生歌を聴いてるから、更に身体にしみ込んでしました♡サビの部分は、みんな大合唱（笑）真知子さん凄し☆名曲です。そしてラストは久々にAmazing Graceで終演。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　                   　(photo by Ryu)

　
Chu-Buru-DECO（井上和弥さん＆マミさん）のキャンドルデコレーションもとっても素敵でした！
企画してくださったPaul Mitsuruさん、館長の相澤利美さん、スタッフのみなさま、そして雪の中＆寒い中、遠方からも聴きにきてくださったお客様、ありがとうございました。

与さんの作品をまだご覧になった事の無い方は、是非たずねてみてくださいね。