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出雲大社 奉納演奏&記念コンサート [音楽]

今年は出雲大社の60年に一度の大遷宮。
出雲大社では様々な奉納演奏やイベントが開催されていますが、私もこのたび、人間国宝の尺八奏者・山本邦山さん、ギタリストの高谷秀司さん&マサ大家さん、二胡奏者の桜鳥文風(おおとりあやか)さんと共に、「大吟醸」というユニットとして奉納演奏してきました。

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14日は出雲大社の本殿前で、山本邦山さんと高谷秀司さんの奉納演奏の後、特設ステージでメンバー全員で1時間の奉納演奏。1000人近くのお客様が集まりました。
まるで夏のような暑さでしたけれど、緑がキラキラ輝いて風が心地よくて、出雲大社に流れてる「気」を感じながら、演奏しながら心も体も浄化されるようでした。終演後、メンバー&スタッフ全員で特別に本殿に入れていただき、みんなで参拝。なんだかものすごく良い“気”をいただいて、体の無駄な力がストーンと抜けました。

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そして15日は、松江のプラバホールで奉納記念コンサート。
こちらは2時間ぶっ通しのステージでしたが、響きがとても良いホールで、心地よくてあっという間でした。

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両日共にオープニングは私の曲で「祈り〜Pray」を演奏。一人で歌いながら、まるで天空をふわふわと飛んでるみたいな気持ちでした。この曲はビルマで戦死した祖父が、戦地から家族に送った絵手紙の絵からインスピレーションを受けて生まれた曲(「ビルマからの便り」に収録)。この特別なステージで、この曲を演奏できる事は何よりも幸せでした。

そして“平成の大遷宮”ということでこの日の為に、二胡と私の声&ピアノをイメージして書き下ろした「越天楽」(越天楽Fantasy )も両日演奏。二胡の桜鳥さんとは初共演なのに、二胡のまろやかな音色と私の声&ピアノが溶け合って、至福の時を感じました。今月はツアーが続き、時間がなくて、移動中に京都のピアノスタジオを借りて譜面をまとめた「越天楽Fantasy」を出雲で演奏・・・。これも私にとって素敵な流れでした。

「越天楽」は普段、私たちの生活の中で演奏する事はほとんどありません。
でも思い返したら、私は子供の頃から、この不思議なメロディがずっと気になっていました。
理由はわからないけど子供心になんだか懐かしくて、メロディを聞きながら色んなハーモニーが聞こえて来た事をおぼえています。
60年に一度の大遷宮で、雅楽の世界とは無縁の私が演奏するなんてとっても不思議。でも、偶然ではなくて必然だったような気もします。
その他、私が子供の頃から大好きな「赤とんぼ」、「竹田の子守唄」、「星めぐりの歌」...、久しぶりにゆったりとした気持ちで演奏できた事も幸せでした。

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初共演の桜鳥さんは、お姫さまのように可愛らしくてゆったりとしたムード…。私も少し見習わなくちゃ(笑)彼女と話してる中で、いろんな事を確認できました。素敵な出逢いに感謝です。私が演奏してる姿は天女みたいだと言われ、ちょっと嬉しくなっちゃった私(笑)

15日の朝は1週間ぶりにジョギング。思い切り美味しい空気を吸い込んでリフレッシュ!!玉造温泉も最高で、またゆっくりと訪ねたいと思います。

尺八、ブルースギター、二胡、私のピアノ&ボイス…なかなか不思議なコラボでした。
このステージのMCをつとめ、今回のご縁を繋いでくれたリーダーの高谷秀司さん、そしてスタッフの皆様に感謝します。


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