東邦音楽大学にて特別講義：mamiのきまぐれ日記：SSブログ

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東邦音楽大学にて特別講義　[ライブ] [編集]

７／１８、東邦音楽大学にて「即興音楽へのいざない」と題して、フルートの中川昌三さんの特別講義があり、ピアニストとしてアシスタントしてきました。（中川さんは現在、東邦音大の特認教授）中川さんとはここ１０年ほど、DUOで演奏してきましたが、すっかりご無沙汰で久々の共演！...っと言っても講義の中で、ちょこちょこっとセッションですが、やっぱり中川さんのぜいたくなフルートの音を浴びると心と体が浄化されます。

音は耳で聴くだけではなく、体全体で感じるもの。そして「音」は「言葉」と同じだな〜って実感します。

今までにも桐朋音大にて、中川さんの即興をテーマにした特別授業をサポートしてきましたが、いつもセッションして面白いのは、テーマも何も決めずに即興で「音」で会話する事。

気がつくと二度と奏でる事のできない、その場限りの“不思議な曲”が生まれるわけです。

ちょっと現代音楽風だったり、サスペンス風だったり...（笑）予期せぬサウンドが生まれて鳥肌が立つ事もあります。

譜面通りに演奏する事しか経験がなかったり、コードネームや和声の事などよくわからない学生さんがほとんどみたいで、みんなおとなしい印象を受けたけれど、アンケートを見たら、みんな感動したりビックリしたり....それぞれに即興の楽しさを感じ興味を持ってくれた様子！早速、私のブログにも書き込みしてくれた学生さんも居て、とても嬉しかったです。

中川さんの今迄携わってきたスタジオワーク、演奏活動、現代音楽の話し...色んな意味で、私も学生時代に戻って勉強させてもらった一日でありました。思い返すと私が音大生の頃、中川さんのCMを見て、中川さんのフルートに憧れたのだから、今こんな風に中川さんの特別講義で共演してる自分はめっちゃ不思議です。