SSブログ

「Pray 〜祈り〜」Youtube動画

石塚まみ・アルバム『ビルマからの便り』に収録されている、「Pray 〜祈り〜」を、
Youtubeにアップしました。動画の中で、祖父・後藤一味が戦地ビルマにて描いた絵手紙の絵を少し紹介しています。(絵手紙は30枚、文章のみのハガキは90枚ほど残っています)


なおこの曲は、下記のイベント&コンサートにて演奏予定です。

10/19(日)ミャンマー祭り@増上寺
11/2(日)@ヤンゴン日本人学校50周年記念〜鎮魂のコンサート〜
11/9(日)からだにいいコンサート@茅ヶ崎Csideサロン



スクリーンショット 2014-10-03 14.11.38.png


〜アルバム『ビルマからの便り』によせて〜 石塚まみ

私の母方の祖父=後藤一味は、第二次世界大戦中、戦地ビルマ(現:ミャンマー)に派兵されていました。
祖父は当時3才だった私の母や21才だった祖母宛に、ビルマの風景や人々を描いた絵手紙を戦地から送っていました。
いつの日か愛する家族のもとへ帰る日を夢見て、送り続けた絵手紙は100通にも及んだそうです。
(現在残っている絵手紙は約30通・文章のみの手紙は約90通)

祖父は岐阜県出身。昭和17~20年にかけてビルマに派兵されており、第15野戦郵便隊に所属。
絵手紙の半分以上は日付が記入されておらず、特定できないものもありますが、
手紙の文面「これから50枚送ります...(3月30日)」に始まり、ほとんどの絵は昭和18年に描かれたようです。
祖父の絵は戦地で描いたとは思えないほど、あたたかく穏やかな日常風景ばかり。
それはきっと、私の母や祖母が心配しないように、家族へのあふれる思いと平和への祈りがこめられていたからではないでしょうか...。

幼い頃からこの絵手紙を見ていた私は、「いつかこの絵に音をつけて、アルバムを創りたい」と思うようになりました。
そして長い年月を経て完成したのがCD『ビルマからの便り』です。
残念ながら祖父は終戦の年(33才になる直前)に戦死しましたが、
送り続けた絵手紙は、約70年経った今も色褪せることなく、祖父の魂と共に生き続けているような気がします。
(弟=雅司も2曲提供、Zoo-ka Brothers'もコーラスで参加)

burmajacket.jpg

¥2500(税別)zoo-ka 0001/2001.11.17リリース


nice!(1)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 1

コメント 4

kiki

mamiさん、早速youtube拝見しました。

これまでも、一味さんの絵手紙は何枚か見たことがありますが、初めて見る絵もたくさんあって嬉しかったです。

mamiさんの歌声と一味さんの絵は、とても合っていて素敵ですね。
ビルマからの便りは、お気に入りの1枚です。

増上寺にも、ヤンゴンにも残念ながら行けませんが、茅ヶ崎のコンサートには行けそうなので楽しみにしています。


by kiki (2014-10-11 00:33) 

旅人

「Pray 〜祈り〜」心が表れるような旋律と声でした。
mamiさんのビルマへの思い、お爺様への思いがこもっている曲と感じました。
by 旅人 (2014-10-11 10:27) 

旅人

訂正
表れるじゃなくて、洗われる、でした~
by 旅人 (2014-10-11 10:28) 

maming

kikiさん>
ありがとう。茅ヶ崎コンサートは、ちょうど、ミャンマーツアーから戻った直後なので、お土産話がお届けできれば〜っと思っています。

旅人さま>ありがとうございます。ご興味あればCDの他の曲もきいてくださいね。
by maming (2014-10-13 12:41) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。