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パイプオルガン・お弾き初め

1月12(日)は川口リリアホールにてお弾き初め。

...といってもピアノではなく、3年前から趣味で始めたパイプオルガンの”発表会”。

今回は”朝のバロック”というテーマで開催され、小学校のときから大好きなバッハの名曲「小フーガト短調」を演奏。しかも私は職業柄ステージ慣れしてるということで初っ端の朝10時半に演奏することに(汗)。教会の礼拝の事を思えば普通の話ですが、朝が弱い私にとってはもう大変(汗)慣れない足鍵盤に気を取られて一瞬ずっこけましたが、とても貴重な経験になり、指導してくださった先生に感謝です。

 

演奏時間は4分35秒。
この中でいろんなことを感じました。改めてバッハは凄い。
拙い演奏ですが、昨秋他界した父へ届けようと思って弾きました。終わったら、なぜか涙が出ました。

50年弾き続けてきた”ピアノ”は私の体の一部。それと比べたらまだまだ数えるほどしか弾いたことのない”パイプオルガン”ですが、これからもマイペースで続けようと思います。

 

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余談ですが私が付けている”チョーカー”は、デザイナーの堀口桂子さんの作品です。レザーとビーズで創られており、品があって軽いのにものすごい存在感!大好きで10年以上前からステージで愛用しています。


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アルバム『素敵な出逢い〜Precious encounters 〜』リリース♬ [音楽]

昨年9月にレコーディングした、私のピアノライフ50年を記念して制作したアルバム『素敵な出逢い〜Precious encounters 〜』が完成しました。


ピアノと共に50年。

このアルバムはピアノライフ50年を振り返り、ピアノを通して生まれた”素敵な出逢い”を紡ぎました。

旅先で出逢った風景を描いた「Shadows in morning light」、子どもたちとの出逢いから生まれた「Aoshima」、女優・中井貴惠さんの「おとな絵本の朗読会」シリーズのために書き下ろした「ピアノ調律師」、たきたひなこさんに作詞していただいた「夕間暮れのうた」、13年前に書いた「素敵な出逢い」ほか...11曲収録。


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ピアノソロを中心に、共演は私の音楽の良き理解者であり以心伝心で奏でてくれるパーカッションの石川智さん、そして今回DUOで初共演となる、ジャズギタリストの小沼ようすけさんをゲストに迎えてレコーディング。



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(Piano:STEINWAY Model D) 2019/9/11@Victor Studio




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昨年9月11日、青山ビクタースタジオ(301st)にて、私が信頼し尊敬するエンジニアの高田英男さんに収録していただき、袴田剛史さんにマスタリングしていただきました。生音の自然な響きを大切に、心地よいサウンドの仕上がりになっています。

ディレクションはサックス奏者のTOMAさんにお願いしました。(トマさんはその昔、ビクターのエンジニアでもありました!)

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 ジャケットの木版画と水彩画は画家・假屋淳子さんがこのアルバムのために描いてくれました。いつか、假屋淳子さんの作品とアートワークしたい”という構想は10年前から。そしてやっと実現!

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(レコーディングブースの中で、描いてくださった淳子さん)


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余談ですが、丁度このアルバムを制作中(2019年9月21日)、父が宮崎県の青島=Aoshimaの地で急逝しました。まさかそんなことになるとは想像もせず「Aoshima」という曲を収録。この曲は宮崎の青島小学校の子ども達とのセッションから誕生しましたが、クラシックギタリストであり他界する直前まで現役でギターのレッスンを続け、音楽の楽しさを伝えてくれた父へ捧げます。


ブックレットの曲解説監修と、素敵なアルバム紹介文(日本文・英文)を書いてくださったのは、アテネミュージック&アーツの瀬戸雅美さんです。


そのほか、たくさんの方々のご協力でこのアルバムが完成しました。

今年はこのアルバムと共に、日本全国(海外も!)演奏に行きます。


ぜひ、みなさまに聞いていただけたら幸いです!

 

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石塚まみ『素敵な出逢い』 2020年1月15日発売 ¥2500(税別)ZOOKA-0006
◉参加ミュージシャン:石川智(パーカッション)、小沼ようすけ(アコースティックギター)
◉ジャケット版画・ブックレット画:かりや淳子
※1月15日より各ライブ・コンサート会場にて販売。2月より各種配信&ハイレゾ配信スタート。
※Amazon にて1月末よりご購入いただけます。
【アルバム購入・申し込み方法】
・お名前、ご住所、お電話番号、CDの枚数をお書き添えの上、下記メールアドレスまでお申込みください。→info.maming@gmail.com 後ほど振込先をお知らせいたします。
・2月10日まで送料無料。振込手数料はお客様にご負担していただきます。                                                                   


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All composed & arranged by Mami Ishizuka 

Mami Ishizuka (Piano, Voice & Vocal)

Satoshi Ishikawa (Percussion on 5, 8, 9, 10) 
Yosuke Onuma (Acoustic guitar on 11)  

 
Produced by Mami Ishizuka
Directed by Yoshihisa Tomabechi
Recorded at Victor Studio on September 11& October 13, 2019
Recording Engineer : Hideo Takadamixer's Lab
Assistant & CHO Rec Engineer : Shunsuke Miyazawa (Victor Studio 301)
Mastering Engineer : Takeshi Hakamata (FlLAR Mastering Works)
Woodblock Prints & Paintings : Junko Kariya
Writing Supervisor : Masami Seto (ATHENAE Music & Arts)
Art Direction & Design : Tsuyoshi Nishiyama



<アルバム紹介文> 

石塚まみは、クラシックギタリストの父・石塚智彦と、歌を愛する母の長女として1965年に誕生した。3歳からピアノと“戯れ”始めた彼女にとって「言葉よりもピアノの方が、想いを伝えられる」ことも、しばしばだったという。

 本作『素敵な出逢い 〜Precious encounters〜』は、ピアニスト&ボーカリストである石塚まみが、音楽と共に歩んできた50年を振り返り、ピアノがもたらしてくれた“素敵な出逢い”への感謝を込めて紡いだ、珠玉のメロディ集である。

 女優・中井貴惠とのプロジェクト「おとな絵本の朗読会」シリーズのために書き下ろした楽曲(M02, M03, M04, M08)も収録されている。

 石塚の天賦の才を聴き取ることができるピアノソロ作品が中心となった本作の中で、M05, M08, M09,M10の各曲において、その情景に鮮やかな彩りを添えるのは、彼女の音楽のよき理解者であり、以心伝心のパーカッショニスト・石川智である。

 2008年に誕生して以来、数多くのリスナーや共演ミュージシャンに愛されてきたタイトル曲「素敵な出逢い」(M11)は、デュオでは初共演となるジャズギタリスト・小沼ようすけをゲストに迎えて録音されたことで、新たな命が吹き込まれることとなった。

 エンジニア・高田英男、ディレクター・苫米地義久の各氏は、いずれも、石塚の音楽人生における最重要人物であり、木版画(ジャケット)と水彩画(ブックレット)を手がけた假屋淳子氏は、石塚が「いつかアルバムアートワークを」と願ってきた画家である。

 本作は、石塚がこれまでに出逢い、訪れ、生涯忘れることのない、この世とあの世のすべての人々と場所に、そして、アルバム制作中の2019921日に宮崎県青島の地で天に昇った父・智彦氏に、捧げられている。

 Album introduction

Mami Ishizuka was born in 1965 as the first daughter of her father, a classical guitarist Tomohiko Ishizuka and her mother who loves singing. She started playing “with” the piano at the age of three, and since then, “The piano has often been more eloquent than words for me.”, she says.

 Suteki na Deai ~Precious encounters~” is a collection of marvelous melodies spun by a pianist and vocalist Mami Ishizuka so as to show her appreciation for a lot of wonderful encounters brought by the piano, reviewing the 50 years of her life with music.

 It also includes the songs (M02, M03, M04, M08) which was written for the "Children’s book recitation for adults" series, a project with a Japanese famous actress Kie Nakai.

 In this work, mainly featuring Ishizuka's piano solo songs in which her talents can be heard, the musician who adds vivid colors to the scenes of each song (M05, M08,M09 and M10) is a percussionist, Satoshi Ishikawa who understands Ishizuka's music well.

 The title song "Precious encounter" (M11), which has been loved by many listeners and musicians playing with Ishizuka since it was composed in 2008, is played and recorded with a jazz guitarist, Yosuke Onuma as a special guest, which gives it a fresh impression.

 Both Hideo Takada, an engineer, and Yoshihisa Tomabechi, a director, are the most important figures in Ishizuka's musical life. Junko Kariya, who worked on woodblock prints (album jacket) and painting (booklet), is a painter whom Ishizuka had long wanted to make her album art works.

This is dedicated to all the people and places she remembers (some are dead, some are living, some have gone, some remain), and her father, Tomohiko, who went to heaven on September 21, 2019 at Aoshima during her production of this album.

 


 


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書き初め

あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします!


2019年はいろんなことがありました。

中でも、9月の父の急逝は、私の人生においてとても悲しい出来事でしたが、

5月のオーケストラとの共演ほか、素晴らしい出逢いも生まれ、音楽に支えられた一年でした。

生まれる前から父のギターを聴いて育ったこと、いつも家のなかに”音楽”があったこと・・・

父が天に召されてから、父の存在の大きさを感じるとともに、大切なことに気づかされた年でもありました。



大晦日は25年ぶりに実家で過ごし、弟(TAKA)作の手打ち蕎麦&母作のお汁で年越蕎麦をいただき、お正月はアーティスト・山本茜さんのアトリエで書き初めワークショップに参加しました。


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書き初めなんて、何十年ぶりでしょう?

時々、無償に筆を持ちたくなって書き捲ることもありますが、

こんなに天井の高い、心地よい空間で自由に書けるなんて・・なんと素敵な時間でしょう!

思いつくままに、”言霊”の気を感じながら、贅沢な時間でした。



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2020年が素晴らしい年になりますように。




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