余韻
5月25日の熊本・人吉「Gebet Pastorale〜田園への祈り」コンサートから3週間。
ふと我に帰ると、人吉の”余韻”に包まれます。
昨年の1月から打ち合わせと練習を重ね、久しぶりに自分と向き合った深い時間。
九州交響楽団のチェロの宮田浩久さんが全国から集めてくださったオーケストラのみなさん、指揮者の後藤龍伸さんと紡いだ、温かなサウンドの”余韻”。
全てのご縁は、ビルマで戦死した祖父・後藤一味が繋いでくれた宝物。
(左下・指揮の後藤さんと/下中央・宮田さん&オケのみなさんと/右下・清風薬局白石社長と)
終演後の懇親会パーティでは、東京から聞きにきてくれたお客様や15年前の人吉コンサートにも出演してくれたTOMAさん、オーケストラのみなさん、スタッフ・出演者のみなさまと楽しい時間を過ごしました。
そしてもう一つ・・・
来る予定ではなかった私の母(飛行機が大の苦手)が、急遽、人吉まで聴きに来てくれたこと。
早朝、羽田に行き、当日券のエアチケットをゲットして鹿児島空港〜バスで人吉へ。綱渡りのスケジュールで会場にギリギリ到着。いつも私の音楽に対しては”辛口”批評の母ですが、一言「よかったよ」・・と。
母がオーケストラのみなさんに差し入れてくれた大量の ”ひよこ” が沁みました。
予期せぬできごとに不思議な”余韻”。
ちなみに母は終演直後、妹一家が住む宮崎へ最終電車で移動。翌朝は宮崎を堪能して帰京。相変わらずぶっ飛んでる母(笑)私はプライベートなことはあまり書きませんが、忘備録として。