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「チャリティコンサート」〜医療法人アカシア会主催

10/17(土)三郷市民会館「チャリティコンサート」から10日。
私が15歳から国立音大時代にかけてお世話になった塩澤美智子先生との共演も大好評で、未だ余韻に浸ってます。

医療法人アカシア会主催によるこのコンサートは今年で11回目だそうですが、4月に開催予定がコロナ禍で2回延期になり、このたびやっと開催されました。地元のビッグバンド、ヘルマンハープのグループ、フラダンスのみなさんも参加されて、とても温かいひとときを過ごしました。
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塩澤先生が奏でるシベリウス、とても心に染みました。私は自分の曲とガーシュイン作品をソロで。
共演コーナーでは先生の詩の朗読(金子みすゞ作品)と私の即興ピアノのコラボ、『ピアノ調律師』を連弾で初演。アンコールはベートーベンの「トルコ行進曲」を連弾!(もちろん私は自由にバッキング〜)高校時代から時を経て、こんな形で先生と共演できる日がくるなんて夢のようでした。
私は3歳の時、家にあったピアノと戯れ始めました。「ピアノ習いに行く?」っと母に訊かれて「うん!」と応えたらしく(笑)、地元のピアノ教室に通うようになり、スパルタ系の先生のレッスンを受けていました。小学生になる頃には先生も厳しくなり、間違えると手をひっぱたかれ背中を叩かれ...練習してなければ「帰りなさい!」ときつい一言。じっと待っていると、「何してるのよ帰りなさい!」っと帰されました。帰宅すると母がからも「ピアノやる気ないなら止めなさい!」っとまたダブルで怒られ(笑)今思えば ”やる気ないなら止めなさい!” はごもっとも。私は4人兄弟の一番上で、のんきにピアノ教室に通うような余裕はありませんでしたから。
厳しい先生ではありましたが、私はどんなに怒られても泣かない!ピアノは好きだから続ける!!っという思いが強く、その先生からは”根性”を叩き込まれたような気がします。(ちなみに、妹と弟二も同じピアノ教室に通いましたが、さっさと止めました)
そんな私が中学を卒業する頃、ピアノのレッスンに対してに行き詰まり、いろんな意味で悩んでいたときに出逢ったのが塩澤美智子先生です。高校1年の秋、国立音楽大学の事務棟に電話して紹介していただいてからのご縁。ピアノのタッチ(弾くときの指の形や打鍵する時の力の抜き方等)も丁寧に直していただき、「一つ一つの音を心を込めて大切に奏でる」ということを教えていただき、私の”新しい扉”を開いてくださった大切な恩師です。音楽に対していつも謙虚で前向きで、歳を重ねてもいつも美しく永遠の少女のようです。
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(1982年2月10日ピアノ発表会にて/私が高校1年のとき)
今回のコンサートの主催は医療法人アカシア会理事長&ふれあいクリニック早稲田院長の大場敏明さん、司会進行は大場寛さん。お二人は塩澤先生の弟さんです。ご兄弟で毎年チャリティコンサートを開催されて、とても素晴らしいなあと思います。

雨が降る寒い日でしたが、とても心が温かくなるコンサートでした。
声をかけてくださった塩澤先生、コロナ対策も含め陰で支えてくださったスタッフのみなさま、そしてお客様に感謝です。

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