『ピアノ調律師』〜ゴフスタイン追悼企画
6月22日(土)、代官山ヒルサイドプラザホールにて、中井貴惠さんとの”おとな絵本の朗読会 『ピアノ調律師』〜ゴフスタイン追悼企画”、満員御礼にて終了しました。
今回は『ピアノ調律師』の翻訳を担当された、末盛千枝子さんをスペシャルゲストにお招きして、貴惠さんとのトークコーナーもあり。ゴフスタインとの出会いや、美智子上皇后の絵本のことなどお話を伺いました。
私は10年以上前に、名古屋のライブハウスで、お客様から『ピアノ調律師』の本をプレゼントされ、それがご縁で貴惠さんとの朗読会で公演するようになりました(2017年12月初演)。そしてこの度、ゴフスタインと親交のあった末盛千枝子さんをお迎えして、こんな素晴らしい日が来るなんて...。”夢は叶う”ということを実感です。
ベーゼンドルファーのピアノの響きも心地よく、貴惠さんとのコラボレーションも回を重ねる毎に益々熟成されてきて、いつも”ミラクル”な瞬間があります。
貴惠さんの、まるで登場人物が空から降りてくるような心に沁みる朗読と私のピアノで紡ぎ出すゴフスタインの”世界”。私は”アート”だと思ってこの”世界”を紡いでいます。
雨の中、お越しいただいたお客様、そしてスタッフのみなさまありがとうございました。
この素晴らしい出逢いに感謝です。
(久々のベーゼンドルファー。学生時代、学内コンサートで初めてベーゼンのピアノを奏で、ラヴェルの「道化師の朝」を弾いて、繊細で深い音色に感動したものです。今回はホール指定のピアノ調律師さんに調律していただきました)
※書き下ろしのテーマ曲「Two Piano Tuners」は、次のアルバムに収録予定。これからレコーディングも楽しみです。
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