グリーンコンサート＠大田区民プラザ大ホール [ライブ]
ブログアップがかなり遅れましたが...
５／１１（金）、私が生まれ育った地元大田区の区民プラザ大ホールにて、ソロコンサートでした。私が中学２年の時、大田区立安方中学校にてお世話になった、元担任の深山キクエ先生より声をかけていただき、大田区教職員＆地元の有志の方々ので企画されたコンサート。４００人近くお客様が集まってくださり、温かくて胸がいっぱい＆心に残るステージになりました。
私が子供時代から好きなクラシックの名曲、蒲田をテーマにしたアルバム「思い出の空」、そして先生方のリクエストで「ビルマからの便り」からも演奏。久しぶりに「ビルマ...」のアルバムのモチーフになった祖父の絵手紙も展示。ステージ上でも祖父の絵手紙とビルマ（現：ミャンマー）を取材した時の写真も紹介しながら演奏しました。ゲストは２０年来の音楽仲間・温かい音色を奏でるサックスのTomaさん。
２部の前半では、今回のコンサートのきっかけを作ってくださった深山先生をスペシャルゲストにお迎えして、先生に宮沢賢治の詩の朗読していただき、私のピアノの即興演奏で初コラボ。（深山先生は国語が専門）
朗読してくださった詩は「雲の信号」。メドレーで、私が大好きな宮沢賢治の「星めぐりの歌」を弾き語りしました。
中学時代、私は勉強が苦手で音楽＆家庭科以外の教科は全然ダメ。先生の国語の授業もちゃんと聴いておけばよかった...と今頃思います（笑）。私は今この歳になって、改めて「言葉」の大切さ「言葉」の力を感じます。
深山先生と出会ったのは、私は１３歳で先生が２８歳。
こんな風に先生の朗読と私のピアノでコラボする日が来るなんて、夢にも思いませんでした。
私は小・中学校時代、学校の先生の前では、緊張して話せない生徒だったのですが、深山先生に出会ってから、話せるようになったのです。深山先生は先生と生徒である以前に、一人の人間として対等に接してくださった事を覚えています。今でも変わらない先生の温かなお人柄。先生の朗読を聴きながら、ジーンときてしまいました。
終演後、地元の同級生や先輩後輩、そして初めて私の演奏を聴いてくださったお客様からも沢山声をかけていただき、CDも買っていただき...とても幸せでした。そしてもう一つ嬉しかったのは、今回のピアノ調律は、私が子供時代からお世話になってる、素晴らしい調律師の伊藤力生さんにお願いできた事です。心から安心して、ピアノを奏でる事ができました。（長くなるので、調律師さんのご紹介は、別途ブログに掲載します）
恩師とのコラボ、そして色んな懐かしい方々との再会も重なり、色んな気持ちがいっぱいになり、久々に興奮し過ぎて、しばらく落ち着きませんでした（笑）
このコンサートを企画するために、半年以上前から準備してくださったスタッフの皆様、サックスのトマさん、調律の伊藤さん、写真撮影してくださったRyuさん、そして聴きにきてくださった沢山のお客様、ありがとうございました。
まみさん
僕も末席で拝聴させて頂きました。
とても心温まるコンサートでした。
最初に驚いたのは、開演前、コンサート会場入口の方を先頭に、長くきちんと並ばれているお客様方の列。まみさんの音楽を聴きに来られるお方々は
皆さんマナーが良く、始まる前から驚いてしまいました。
静かに、祈るように ”アヴェマリア” ・・・。
まみさんのピアノと歌により場内の空間に響き流れ、夢と安らぎのコンサートが始まりました。
絵手紙のコーナーも素晴らし音となって心に染みました。
また、恩師との舞台は深い感銘を受け、心が動かされました。
お二人に共通しているのは小さなことに感動することが上手な女性。
お互い、最初の出逢いと感銘に人生の付箋を付けていらっしゃいました。
そして、それぞれ別々の人生を。
ピアノの美しい響きの夜、共演の舞台。
同じ相手に二度目の付箋を付けあった、30年ぶりの夜。
忘れられないコンサートでした。
by トントン (2012-06-18 18:25)
トントンさま
いつもメッセージありがとうございます。
地元は独特の空気が流れますね。その中で恩師とのコラボは一生忘れられない思い出となりました。人生の付箋を付ける...って素敵な表現ですね！
by maming (2012-06-26 17:31)